【北条麻妃】たびじ ●校教師 北条麻妃

都内某所。都会の喧噪の象徴ともいうべき、主要都市の大規模な駅の構内。美人教師・麻妃は、手にカバンを持ち、颯爽とホームへと向かっていった。そして、電車に乗り込み、切なそうな目つきで車窓を眺めた。彼女の向かう場所は、以前赴任していた田舎町。そこにまだ住んでいる、元教え子・真田に、英語を教える為に向かっていた。二年前、麻妃は都心に赴任する事となり、田舎町を離れた。
たびじ ●校教師 北条麻妃